出典は、『万葉集』巻五の「梅花歌卅二首并序(梅花の歌 三十二首、并せて序)」にある一文である。
『于時初春令月 氣淑風和 梅披鏡前之粉 欄薫珮後之香』
『時(とき)に、初春の令月(れいげつ)にして、気淑(きよ)く風和(やわら)ぎ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香(こう)を薫(かおら)す。』
外務省は、新元号は 英語表記で「Reiwa」であると、各国政府や国際機関に通達済みである。
合わせて、「Beautifule Harmony (美しい調和)の意味合いも、説明済である。
『令』には、「良い」・「立派」・「優れた」の意味が、確かにある。
合わせて「命令」・「おきて」・「法令」の意味もある。
日本国外務省通達の『美しい調和』は、無難ではあるが 私にとっては『極めて不満』である。
日本の『学問の神様』と崇められている菅原道真公(845―903年:西暦)が詠んだ和歌。
東風(こち)吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ
『正一位 太政大臣』が贈られている、『学問の神様』である。
「正一位」は、没後贈られているので、903年頃贈られたと推察できる。
古くから『学問の神様』がおられた日本国の学力レベルの国際比較は下記である。
「ノーベル賞」授賞者数
1. 米国 271
2. 英国 87
3. 独国 82
4. 仏国 55
5. スウェーデン 29
6. 日本 26
6. ロシア 26
8. イタリア 19
8. カナダ 19
10.オランダ 18
米国にどんな神様が、出現したのだろうか。私には良く判らない。
狭い日本国の領土で、神様の多大なご支援を仰ぎながらも、「世界ランクトップ10」の中位を確保出来ている日本人であることが、私としては 誠に誇らしい。
従って外務省通達の『美しい調和』は、私にとっては 当然物足りない。
私の本音は、断固として『高貴な調和』『Noble Harmony』として貰いたかった。
経済大国・日本 ではあるが「経済の神様」「稲荷神」は、827年(西暦)第53代淳和天皇より「従五位下」を授かっている。正1位となったのは942年である。
「学問の神様」菅原道真が、正1位を贈られた903年に比べて、40年程あとである。
「学問の神様」もそうであるように、一般的には神様を警護しているのは「狛犬」である。
所が「経済の神様」だけは、何故だか「キツネ」に警護を委ねている。
全く『キツネにつままれたような、気持』である。
これは、今後の私の重大な研究課題の一つになるだろうと言う予感がして、身震いが止まらない。
以上
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